人気ブログランキング | 話題のタグを見る

自営業者への保護認定など、生活保護施策が一歩前進

 9月議会の一般質問で、生活保護受給者160万人突破など生活困窮者の増加に対応した生活保護施策の拡充を求めました。
 仕事の激減で月所得が生活保護基準を下回った業者への保護認定について、豊中市で営業を続けながら自立できるまで生活保護受給が認められた事例を紹介しながら、池田市でも申請があれば認定するよう求めたところ、市長は「収入が基準の最低生活費より少ない場合に保護を実施している」と答え、自営業者の生活保護受給の道が開けました。
 またこれまでは、窓口で「家賃が基準にあう所に引っ越したら申請を受け付ける」と言われていたため、新しい住居に引っ越すための敷金や引越し代がなく保護が受けられないといった問題がありましたが、今回、家賃が基準を上回っている場合、保護開始後、転居指導を行い、基準にあう住居に転居すれば敷金など引越し費用を支給すると言明しました。
 さらに、ケースワーカーの増員で、きめ細かい生活相談・自立に向けた支援を行うことや事務補助員・就労支援専門員等の体制を充実させるよう求めたところ、ケースワーカーを来年度から1名増員することを明らかにしました。
 自民・公明政権による社会保障費削減路線の中で廃止された「母子加算」の復活についても、市長会を通じて新政権に意見具申すると答弁しました。

by susumu_namba | 2009-10-02 09:46  

<< 議会の形骸化を招く委員長による... 自民・公明政治を終わらせ、安心... >>