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住民票や戸籍など総合窓口業務の民間委託は問題あり!

 6月議会で池田市は、来年度から市役所一階の「総合窓口」業務を民間委託する提案をしました。
 これまで、住民票や学校の転出入など各部署の窓口で行っていた業務を一階の「総合窓口」で一括して行うように改善が図られてきました。
 ところが、これらの窓口業務すべてを民間に委託して、現在31人で担当している市職員を13人にし、委託先から16人を受け入れる計画です。
 しかし、市が業者から派遣された社員に直接指示すると偽装請負になるため、現場で直接社員に指導することができず、問題が起きたとき困ります。
 また、市民の個人情報が集中している「総合窓口」では、情報漏洩えいに最も注意を払わなければなりません。この重要な業務が民間委託されると、個人情報漏えいの恐れがでてきます。実際、京都市宇治市では、乳幼児健診用の名簿作成を受注した業者が、市民21万人分の個人情報を名簿業者に売り飛ばすという事件が起きています。
 市長は、「情報漏えいについては、公務員も民間も変わりはない」といいますが、全体の奉仕者である公務員と利潤追求を優先する民間業者を同列に扱うことは出来ません。日本共産党は、民間委託に反対しました。

by susumu_namba | 2010-07-17 09:43  

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